口にはお皿、ムルシ族の人々
先日、偶然テレビでエチオピアについての番組があり、そこに登場したのがムルシ族。何と言っても唇にお皿をはめる姿が有名で、写真等でご覧になったことがある方もいらっしゃるかもしれません。
唇にはめるお皿が大きければ大きいほど女性は美しい!という考えがあり、最初は小さなお皿、そして徐々に大きなお皿をはめて、穴を大きくしていくそうです。お皿をはめた様子はよく見ますが、村を訪れて初めてみたのが、お皿をとった女性の姿。唇がたれさがり、少し痛そうな感じがしますが、痛みはあまりないそうです。そして、はめる際にはお皿の輪郭を縁取るように見事にフィット。何とも不思議です。
このお皿をはめる習慣は、“悪しき習慣”として政府はやめさせようとしている動きもあるようですが、まだ南エチオピアには、ムルシ族をはじめ、独特の美意識をもち、お洒落をしている民族が沢山います。一たび訪れれば、同じ時代に生きていることを不思議に感じたり、未だ昔ながらの生活を送る彼らの姿に、いろいろ考えさせられることも多いです。(川井)
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