世界遺産の大学
皆様、こんにちは。紫外線対策を怠りました、飯野“案の定ひどい時計焼け”沙也加です。
先日「メキシコ物語15日間」のツアーより帰国致しました。お天気にも恵まれ、幸運なことに、メキシコシティではジャカランタの花も残っていて、市街の景色に彩りを添えていました。
本日はメキシコ帰り&国会図書館会館記念日ということで、メキシコ国立自治大学の中央図書館をご紹介致します。
メキシコシティにある、メキシコ国立自治大学。ラテンアメリカで最大規模を誇り、生徒数は約27万人、その中には日本人留学生も多数在籍しています。今回のツアーでも訪れましたが、キャンパス内はとても広々としていて、開放的な印象を受けました。ベンチで寛いだり、図書館で勉学に励む学生達の姿が見られ、私も学生時代を思い出して、懐かしく感じておりました。
しかし、この大学は“ただ”の学校ではありません。なんと、世界遺産に指定されている学校なのです。指定されたのは2007年で、そのきっかけともなったのが、広いキャンパス内でも一際存在感を見せる、中央図書館の壁に描かれた巨大な壁画です。
近くで見ると、首が疲れるほどに大きい!それもそのはず、この壁画は世界最大なのです。壁画を描いたのはフアン・オゴルマンという有名な建築家で、そのこだわりは細部にまで及び、見応えはばっちりです!
建物は、4つの方角ごとに、アステカ文明、スペイン植民地時代のように、異なるテーマが描かれています。そんなメキシコの歴史と伝統が詰まった図書館で、自国の未来に向けて勉学に励む学生たち。その姿に、私もエネルギーをもらって参りました。
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