世界の母の日
皆さん、こんにちは。飯野沙也加です。
昨日は母の日でしたね。この日は、日頃の母親の苦労をいたわり感謝する日です。カーネーションやプレゼントを贈った方もいらっしゃるのではないでしょうか。今年は、父親の誕生日もたまたま同じ日だったので、私は家族で食事に行きました。
もともとは、アメリカ人のアンナ・ジャービスが亡き母をしのんで霊前に白いカーネーションを手向けたことに由来します。1908年のことだそうです。その後、アメリカでは5月の第2日曜日を「母の日」と定め、日本を含め、世界各国にこの風習が伝わったとされます。
そこで本日は、世界の母の日を少しご紹介します。
■オーストラリア
同じく5月の第2週の日曜日が「母の日」なのがオーストラリア。母の日に贈る花といえば日本では、カーネーションが一般的ですが、オーストラリアでは、なんと菊の花!母の日は、オーストラリアでは一大イベントでホテルなどでも母の日の特別プランができるそう。
■フィンランド
フィンランドの母の日も同じく5月第2日曜日。フィンランドでは母の日の花はミニバラを花屋で買うのが一般的ですが、それよりもっと素敵な母の日の花は、「Vuokko-ヴォッコ」という二輪草の野の花だそうです。子どもたちは当日朝に、家の庭や裏の森などから摘んできて、お母さんにプレゼントします。なんだか素敵ですね。また、ゆっくりベッドにいる母親に、家族がベッドまで、母の日のプレゼントと一緒に朝食を運んで来てくれる習慣があるそうです。
■エジプト
母の日は3月21日です。3月になると、街角にはコップ一式、お盆やスカーフなど母の日のプレゼントになりそうなものが並び始めます。そして、イベントを開催する学校が多く、子ども達の踊りの発表会がありベリーダンスからヒップホップ系、アラブの伝統的な踊りなどいろんな踊りを披露するそうです。母の日の幼稚園や小学校では園から風船とアラブ菓子などのプレゼントがもらえたり、先生にもケーキの差し入れがあったりと国民的なイベントです。
■タイ
タイ・シリキット国王妃の誕生日(8月12日)。タイでは、この日を母の日としています。王妃がお生まれになった金曜日の色は、『水色』と決められており、母の日にはタイ国民は、自分の母親や王妃さまへの尊敬や感謝の気持ちを表すために、こぞって水色の服を着ます。当日は、主要な建物の入口に王妃の写真が大きく掲げられ、水色の旗を掲げ、新聞の一面にはお祝いの言葉が踊ります。母の日に、お母さんに贈る花は、ジャスミンです。
このように世界では、それぞれの風習で母の日を祝っているようです。でも、日頃の感謝を母親に伝えるという意味では、世界共通の大切なイベントですね。
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