【共通テーマデー】私の好きな水のある風景~ギアナ高地・エンジェルフォール~
みなさん、こんにちは。三橋愛子です。毎日、猛暑が続いていますね。通勤途中、夏休みのプール教室に通う元気いっぱいの子供たちを見かけるとついつい羨ましくなってしまいます。大人になった今、水辺ではしゃぐことなんてめっきり無くなったな・・・と。
でも、大人になってもドキドキ、ワクワクさせられるところがあるのです。それがギアナ高地!20億年前のテプイと呼ばれる卓上台地や独特な食虫植物の数々、ジャングルの間を流れるオリノコ川、周辺には大小様々な滝がありマイナスイオン溢れる場所。童心に戻って大自然のプールで水遊びができるのです。子供の頃、一度は誰もが夢見た大冒険、ジャングルを分け入って、苦労して歩いた先には目を疑うような景色が・・・。そんな体験ができる場所なのです。
ギアナ高地のハイライトといえば世界最高の落差を誇るエンジェルフォール。その落差は979mもあり、流れ落ちる水は水煙となり滝壷はありません。このエンジェルフォールの展望台があるラトンシート島まではカナイマから小さなモーターボートに乗って約4時間。上下ゴアテックスのレインウエアを着込んでリュックサックはゴミ袋でぐるぐる巻き、完全防水スタイルでいざエンジェルフォールを目指します!雨季である8~9月はオリノコ川の水量も豊富で、これがスリル満点。左右にはアナコンダも生息するという深緑のジャングルが広がり、ガイドの案内の下、珍しい南国の鳥を探していると、突然ボートは急流に差し掛かり、ドッボーン!頭の上から水しぶきをまともに浴びてしまいました。完全防水スタイルで良かった・・・でもこれこそが大冒険!やがて遠くにエンジェルフォールの雄姿が現れるとボルテージも最高潮に。ラトンシート島のジャングルを進む足取りも軽く、展望台を目指します。滝の水量が多い時期には歩き始めると間もなくゴウゴウという流れ落ちる滝の音が。一歩一歩進むにつれてその音は確実に大きくなっていくのに、なかなか全貌を現さないことにもどかしさを感じつつ、最後の岩場エリアに差し掛かります。ここまで来ればあと一息!上り詰めた岩場の先には「SALTO ANGEL(エンジェルフォール)」の看板が。ボートから眺めたエンジェルフォールに比べると、確実にその姿はグッと近付きましたが、それでもやっぱり大きい!世界一高いというのが実感できます。滝を見上げると視界に入るのは真っ青な空と深緑の葉、20億年前の大地アウヤンテプイとそこから轟音を上げて流れ落ちるエンジェルフォール。一瞬時が止まってしまったかのような錯覚に包まれました。(三橋)
【共通テーマデー「私の好きな水のある風景」】
〔ろまねすく通信編〕~南イタリア~
〔添乗見聞録編〕~キプロス島~
〔パゴタの国からミンガラバー編〕~ミャンマー~
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