チェ(おい!)ゲバラ~!(キューバ・アルゼンチンア)
みなさんこんにちは。VIVA!坂岸”チチェニッツァで春分の日の奇跡が見たい!”茉莉です。
毎日毎日寒くなりますが、本日木枯らし1号が東京にも吹きあれました。ユーラシア旅行社の社内はなぜかパソコンやプリンターがあるせいか非常に暑いのですが、外は一転真冬の寒さですね。
さて、最近会社の上司からチェ・ゲバラの本やDVDを大量に寄贈して貰いました。キューバやボリビア、否、中南米全体のヒーロー像のアイコンとして有名なゲバラ、私たち秘境班が彼を嫌いな訳がございません。
改めて、彼の伝記やゲバラの語録等を読み返してみている今日この頃です。
さて、本日はセクシーなアルゼンチン人のスペイン語に憧れる私が、アルゼンチン人の独特の言葉遣い「チェ・ゲバラ」の“チェ”に関してちょっとご紹介!
ご存じの方も多いかと思いますが、「チェ・ゲバラ」の「チェ」とはチェさんという名前や名字ではなく、アルゼンチン人のゲバラが、キューバ革命の際にグアテマラやメキシコ及びキューバで活動を続ける際に、「チェ(おい)●●!」と声を掛ける際に多様したことから、あだ名として「チェ(おい)ゲバラ」と呼ばれたと言われています。日本語でいうと、「ねぇ」や「おい」と言ったところでしょうか。
ちなみにゲバラの本名は、エルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナ。チェなんて語彙は一切入っていませんね。この「チェ」という言葉ですが、本当にアルゼンチン人はよく使います。
「CHE! BOLUDO (おい!ばかもの~)」
この言葉をアルゼンチンに行かれた際は、ガイドさんやドライバーさんに話しかけてみて下さい。きっと笑ってくれると思います。BOLUDO/A(ボルード/ダ)、決して良い言葉ではないのかもしれませんが、愛情を込めて皆使います。きっとゲバラも使っていたのかな、と思いを馳せながら、ふざけてブエノスアイレスでドライバーさんに言ったことがありました。
そんな「チェ」という言葉で表現されるゲバラの人柄とアルゼンチンの国民性。私はこの言 葉を聞く度に、地球の反対側のゲバラの半生を思い出して涙が出そうになります・・・
ゲバラが亡くなったイゲラ村の石碑にはこう書いてあります。
CHE VIVE (チェは生きている)
(坂岸)
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