文:吉村

2010年10月12日 (火)

もしも世界が半分なら…。 (メキシコ)

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みなさん、こんにちわ。私のハートはパラダイス銀河、吉村“ようこそここへ、しゃかりきコロンブス”和馬です。
さて、本日は何の日でしょう。ザックジャパンが韓国に勝つ日?弊社の南部アフリカパンフレットが完成した日?そうです。そうなんです。しかし、そんなことが薄れてしまうほど、本日は全世界にとってとても大事な日なんです。
今でこそ世界地図を広げてみると、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、オーストラリア、そして南北アメリカ大陸が描かれています。これが1492年以前になると、まだまだ世界地図にはほんの僅かな大陸しか描かれていませんでした。1492年。そうクリストファー・コロンブスが新大陸を発見した日が今日とされています。彼自身は新大陸発見とは露にも思わず、アジアだと思っていたため、インド諸島という名前が現在でも残っています。
さて、この新大陸は現在では南北アメリカ大陸で、我々秘境チームのホームグラウンドです。彼の発見がなければ、おそらくこの秘境ブログも存在しなかったことでしょう。しかしながら、原住民たちにとって、この発見が後の大きな脅威になることは歴史から見ても明らかです。
本日は、そんな欧州からの脅威に晒され、1521年には征服されたメキシコについて語りたいと思います。

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2010年9月17日 (金)

世界の乗り物~マイナー編~

みなさんこんにちは。ひが~し~よしむら~やま~モンゴル出身、吉村“愛の53連勝”和馬です。

さて、明日から世の中はシルバーウィークが始まります。海外に出発される方、国内行楽に出掛ける方、お仕事の方…。それぞれが楽しめるように、世界中良い天気続けば良いですね。 003 さて、明日からの休み中、飛行機に乗られる方も多いと思いますが、神奈川県在住の私は、成田空港、羽田空港、どちらかと言えば羽田が大好きです。浜松町~羽田間のモノレールはたまりませんね。そうです、本日はモノレール開業記念日。1964年に浜松町~羽田が開通した日です。
ということで、モノレールに乗じて本日は世界の乗り物シリーズです。鉄道はメジャーすぎてしまうので、少しマイナーな乗り物をご紹介させて頂きます。

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2010年9月 7日 (火)

今夜の過ごし方~ロマンチック中米編~

みなさん、こんにちは。拝啓夜空ノムコウには星が綺麗なワケで、吉村“北の国から来た酔っ払い”和馬です。久々の登場です。本日は、ザッケローニ率いる新生ジャパンの代表戦です。対戦相手はグアテマラです。ザッケローニ監督はまだベンチから指揮を取れないようですが、本日もアツい試合を肴においしいお酒が飲めそうです。

001  さて、グアテマラをはじめとする中米諸国にようやく乾季のベストシーズンが到来します。美しい街並み、古代文明が残した建築物などが魅力の中米諸国を楽しむには、やはり照りつける太陽、そして青空が欠かすことができません。
太陽と言えば、まもなくメキシコ・チチェンイッツアで太陽が創り出す奇跡が起こります。
その名も“秋分の日の奇跡”!何が起こるかというと、チチェ003 ンイッツアのメインでもあるカスティージョ(スペイン語でお城を意味する、ピラミッド型の建築物です。)に夕刻の傾き始めた太陽が当たり、緻密に計算された階段に影を作り出します。その影は、古代マヤ人が崇拝した、羽毛が生えた蛇の神“ククルカン”なのです。そして、そのククルカンは、太陽の動きに合わせて、まるで生きているかのように姿を変化させながら、聖なる泉“セノーテ”の方向へと進んでいきます。もちろん実際に進んでいるわけではないのですが、思わずそう感じてしまう光景は、奇跡としか言いようがありません

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2010年8月17日 (火)

「そうだ、島に行こう」

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 皆さん、こんにちは。僕が水着にきがえたら、吉村“小麦色の二人で愛ランド”和馬です。
 夏休みいかがお過ごしでしょうか?私ども、サービス業界に勤めている人間は多くの方が休んでいる時こそ、繁忙期になるので、世間一般の休みの時期とは異なります。その為、友人たちが揃って旅行に出かけているときには、私は参加できず、近年では海外旅行には誘われなくなってしまうという悲しい現実です。しかし、逆に世間一般が働いている時に、ゆっくりと旅行できるのがメリットでしょうか。
さて、本日は島のご紹介です。なんでここで島かといいますと、私事ですが礼文島に行ってまいります。北海道の礼文島です。そして、私は学生時代に某大学の「離島研究会」というサークルに在席していた無類の島好きなんです。島の魅力は、何と言ってもあのゆっくり流れる「島時間」ではないかと思います。先日のブログで「ベスト・オブ・道」をご紹介させて頂きましたが、島にもとても素晴らしい道があります。青い空、白い雲、のどかな田園風景が見事に調和した、まっすぐに伸びる一本道を自転車で疾走するあの気持ち良さ。学生時代に戻りたくなってきました。そんな時、ふと思い立ったのが「礼文島」。あの素晴らしい島時間を感じられると思うと、今から夜も眠れません。
前置きはこのくらいにして、ここは秘境ブログ。ここぞとばかりに、秘境に浮かぶ島々をご紹介します。とその前に、世界で最も大きな島と言えば…
そうです。「グリーンランド」です。では、第2位は…
「ニューギニア島」、「ボルネオ島」と続きます…。

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2010年8月10日 (火)

地球を歩く~私が好きな道~

みなさん、こんにちは。く~もりガラスの向こうはみえまへん、吉村“インドルピーの指輪”和馬です。

 今日は道の日だそうです。そういえばいつの間にか夏になり、真っ青な空の下を普段歩き慣れている通勤路なのに気分が晴れ晴れしてくるから不思議ですね。
ということで、本日は私が選んだ、世界で最も素敵な道をご紹介させて頂きます。

 私の田舎は豊かな田園風景が広がり、ゆったりできることが魅力の地方都市。久々に帰省すると、子供の頃には思いもしませんでしたが、風景を見て素晴らしいと思ってしまうことも多々あります。そんな田舎道も大好きなんですが、世界にはまだまだ素敵な道がたくさんあります。

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 例えば、地平線が果てしなく続いているケニア・タンザニアのサバンナの道。緑、空、雲、そして左右には動物たちの群れ。連日、大混雑の日本の高速道路にもアフリカのように動物がいれば退屈せずにすむんですが、勿論そんなわけはないので、日本中のお父さん、眠い目をこすりながら安全運転を心がけて下さい。話が反れましたが、道に戻ります。夏が過ぎれば、今度は秋。秋と言えば、紅葉シーズンです。おそらく、紅葉シーズンになれば高速道路はまたもや大混雑することでしょう。そんな時は、少し日本を離れてみて下さい。
 行き先はカナダ東部。紅葉の名所メープル街道です。このメープル街道、少し大げさに

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紹介するならば、紅葉のトンネル。左右には、赤、黄、緑など色鮮やかな木々が広がり、走っても走ってもその美しさに飽きがくることはありません。勿論、渋滞もしませんし、車窓から気軽に、かつ大満足の紅葉狩りがお楽しみ頂けます。メープル街道、おススメです。
 さて前フリが長くなりましたが、ベスト・オブ・道の発表です。

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2010年8月 6日 (金)

ゴリラの森から、平和を叫ぶ。

 みなさん、こんにちは。アフリカの申し子、吉村“ゴリラでよかった”和馬です。

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暑い暑い夏が、いよいよ幕を開けます。男子ならば誰もが憧れ、一度は夢見る甲子園です。白球を追いかけ、汗を流し、泥まみれの姿は見ているだけでも感動ものですね。この時期、放送される某テレビ番組を見ながら私も何度涙したことか…。そんな私はサッカー少年。野球部とグラウンドを取り合っていたあの頃が懐かしいですね。さて、こんな流れなので、野球とかサッカーネタを書き綴ろうとしましたが、やはり今日は忘れてはならないあの日。そう、広島原爆投下から65年です。
 勿論、私自身は戦争を知りません。しかし、私の実家は山口県なので、広島や長崎に近いこともあり、祖父母から様々な話を幼い頃から聞いていました。今年の式典では、初めてアメリカ大使が出席したと聞きました。これが今後の大いなる前進になればと心から願います。

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2010年7月27日 (火)

新型スカイライナー発車!

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みなさんこんにちは、新型ガタガタガタタッ-ボゴあれ古くない?吉村“俺は早いぞ!”和馬です。 先日、7/17(土)に京成電鉄・新型スカイライナーが開通しました。鉄道にそこまで魅力を感じられない私ですが、開通日ということもあり、少しワクワク。とはいかず、何故ならこの日は添乗の出発日…。ワクワクどころか緊張の方が明らかに勝ってました。従来のスカイライナーは上野~成田空港までは約1時間。この時間は我々添乗員にとって、とても大切な時間。気持ちを落ち着かせる人、忘れ物をチェックする人、日程を頭に詰め込む人…。それぞれの過ごし方があります。しかし、この新型ラスカイライナーは、たったの40分で成田空港まで到着してしまうから、これまでのペースで過ごしているとアッという間に到着してしまいます。

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2010年7月 8日 (木)

アフリカ・・・祭のあと…。

 みなさん、こんにちは。タイムボカ~ン・バカ~ン・イヤ~ン・シリーズ、吉村“アフリカのグロッキー”和馬です。
 さぁ、ようやくワールドカップも残すところ2試合となってしまいました。日本が負けてしまってから少し日本全体の関心も薄れてしまった感は否めないですが、まだまだアツい夜は続いていますので、引き続き、眠い目をこすりながら見続けましょう。

さて、本日はそんなワールドカップを盛り上げてくれたアフリカ各国を秘境チーム的にご案内させて頂きたいと思います。

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まずはガーナ。野口英世が黄熱病の研究の為に訪れ、そして亡くなった地。今、我々が予防接種のおかげで世界中を旅行できるのも彼の功績に違いありません。そして、ガーナにはケープコーストと呼ばれる、奴隷貿易の拠点が残ります。現在では世界遺産に登録され世界中多くの人々が訪れます。私自身も訪れたことがありますが、かつてここから何千万人とも言われる黒人たちが海を渡りました。その過去を決して忘れてはいけないと強く思えた、そんな国がガーナです。

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2010年6月15日 (火)

ブブゼラ、今話題のアレの話です。

 みなさん、こんにちは。振り返ればいつもイエローカード、吉村“あの娘にオウンゴール”和馬です。
 やりました!!日本勝ちました。昨日の、あの歓喜の瞬間を皆様はどこで迎えましたか?私は夢中でボールを追いかけていた数年前の気持ちに戻り、自分自身もジャパンブルーを着ている気分で、自宅でビールを飲みながらあの瞬間を迎えました。思い返せば、ドーハの悲劇から17年。今思い出しても子供ながらにあの時感じたの悲しさは忘れることができません。“野人”岡野選手に心から感謝したジョホールバルの歓喜。そして、2002年日韓大会では、日本のワールドカップの歴史を作ったロシアとチュニジアからの勝利。

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 2006年ドイツ大会では既に社会人になっていて、大人のサッカー観戦をしながら、悔し涙をお酒でごまかしました。そして、2010年。昨日は喜びを肴においしいビールを飲むことができました。これがあと1ヶ月あまり続くとなると、今から肝臓が心配でなりません。
 ということで、本日はワールドカップからお楽しみグッズのご紹介。本大会の映像を見ると、必ず聞こえてくる大きな音。そうです!話題のブブゼラです。うるさい、指示が通らないなど、懸命に試合を繰り広げている選手やスタッフからは大ブーイングですが、応援する我々としては一度は大きな音で鳴らしたいものです。このブブゼラ、要は大きなラッパをイメージして頂ければ、まさしくそのまま。しかし、このブブゼラは単なる楽器ではありません。実は由緒正しい使い方があったりします。

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2010年4月30日 (金)

日刊アメリカ東部・南部ウォーカー(最終号)

みなさん、こんにちは。ラブミ~テンダ~僕優しいんだ~、吉村“恋に落ちるのをどうすることもできない”和馬です。
突然創刊しました、日刊アメリカ東部・南部ウォーカー。本日の最終号をもちまして、5日間という歴史に終止符を打つこととなりました。本日までご購読頂き、誠にありがとうございました。

それでは、涙なしには語れない最後のアメリカ旅行へ出掛けようではありませんか。

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メンフィスの朝は格別に眠い。何故かって?それは昨夜のブルース三昧のせい。魅力的な演奏についついブルースクラブをハシゴしてしまい、どっぷり疲れてベッドの中へ。そんな朝でも、秘境探検号は走り出します。まず最初のぶらり途中下車はトゥペロという小さな町。この町、何の変哲もないんですが、あることでとっても有名。そのあることとは…
アメリカが生んだスーパースター、エルヴィス・プレスリーが幼少時代を過ごした町なんです。勿論、生家も残っています。ではまず生家にご案内。生家といっても、これ?と思わず声が漏れてしまうほどの小さな小さな家。“ショットガンハウス”とも言われる家は、たったの2部屋。入口から銃を放てば家を貫通して外に出る、ということからこのような名前が付けられています。この小さな家から彼の人生はスタートします。双子の弟として産まれた彼ですが、まもなく双子の兄が亡くなってしまい、両親との3人暮らし。幼い頃は、成功後の生活からは想像もつかないほどの生活だったといいます。それを物語るように、彼の両親は仕事を求めて、大都市メンフィスへと引越していきます。その引越しの際に使用されたとされる同タイプの車が生家の前に展示されています。

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